自分の人生に自分で100%の責任を持つ

先月、「あなたの問題を解決する簡単なファースト・ステップ」という記事を書きました。

今回は、その続きです。

「今、変わろう!」と思えたら、次におすすめなのが

自分の人生に自分で100%の責任を持つ

ことなんです。

人のせいにするとパワーを失う

私たちって、嫌なことやうまくいかないことがあると、つい他者のせいにしてしまいがちではありませんか?

「私が今こんなにつらいのは、あの人にあんなことを言われた(された)せいだ」
「あの人にこうしてほしかったのに、してくれなかったせいで私は不幸だ」
「やりたいことがあるのにできないのは、あの人に反対されたせいだ」
「経済的に困窮しているのは、社会の仕組みが悪いせいだ」

というような感じですね。

人のせいにすると、「自分は悪くない」と思えるので心理的には楽かもしれないのですが、それって実は、自分のパワーを他者に明け渡すことになってしまうんです。

だって、「○○のせいで自分はこうなった」=「自分ではどうにもできない」ってことですものね。

自分の人生の主導権が自分にはありませんと言っているようなものです。

自分の放ったものが自分に返ってくる

「えっ、じゃあ、あの人にひどいことを言われたのに、あの人は悪くないの? 私が悪いの?」

と思われるかもしれませんね。

ファースト・ステップの記事にも書きましたが、宇宙には「自分の放ったものが自分に返ってくる」というシンプルな法則があります。

私たちは、普段様々な思考や感情、思い込み、信条、信念を抱いています。それらは目には見えませんが、エネルギーとして私たちから放出されています。宇宙は、それらと同じエネルギーを体験として私たちに返してきます。つまり、私たちが体験している出来事は、私たちの内面の現れなのです。

例えば、普段から自分を大切にしている人は、人からも大切にされる体験をするでしょう。でも、「自分には価値がない」なんて思っている人は、人からも価値のない存在のように扱われてしまう…といった具合です。

だれも悪くない

こうした宇宙の法則からすると、自分が体験することは自分の内面に原因があるので、自分の責任だということになりますね。

「じゃあ、やっぱり私が悪いのね…」

と思われましたか? いいえ!

ご自分のことを「悪い」と思ったり、責めたりしないでくださいね。

あなたが抱く思考は、思い込みや信条・信念からやってくるものですし、それらのほとんどは、あなたが子どもの頃に周囲の大人たちによって与えられたものでしょう。子どものあなたが、それらを疑うことなく吸収してしまっても仕方ありません。

「じゃあ、悪いのは周囲の大人たち?」

いえいえ。

周囲の大人たちの思い込みや信条・信念も、彼らが子供だったときに周囲の大人たちから与えられたものです。彼らがもっとあなたの役に立つ思い込みや信条・信念を持っていたら、彼らはそれをあなたに伝えたことでしょう。彼らは知らなかっただけなのです。

「だったら、もっと良い信念や信条を与えてくれる親のところに生まれたかった」と思われたかもしれません。実は、親を選んだのはあなたです。生まれる前にハイヤーセルフ(高次の自己)とともに人生の計画を立て、あなたに必要な体験や学びをさせてくれる親と環境を、あなたは自分で選んで生まれてきました。

(生まれると、計画してきたことはすべて忘れてしまうんですけどね。覚えてたら、学びにならないので)

人間から見れば辛くて苦しい体験でも、魂のレベルで見れば貴重な学びと成長の機会なのです。人は、逆境からこそ多くを学べるものですよね。

ですから、すべては自分で決めたこと。それを理解することで、あなたは被害者ではなくなります。主導権を自分でもち、パワフルに人生を創造していけるようになるでしょう。

嫌な体験やうまくいかない体験をしたら、あなたの中に何か不調和があるという合図だととらえてみてくださいね。自分や人を責めるのでなく、「なぜ私はこの体験をする必要があったのだろうか?」「私の中の何がこの体験を招いたのだろうか?」と自分を内観してみてください。原因に気づけたら、解放したり、もっと役に立つ思い込みや信念に書き換えましょう。そうすれば、もう同じような体験をしなくてすみます。あなたは必要な学びを得て、成長したのです。


ご自分で原因に気づけない、なかなか解放できない…という方は、私がお手伝いしますので、どうぞいらしてくださいね。

  

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