関節リウマチになりやすい人|周りに気を遣いすぎて疲れる気質【連載④】

関節リウマチの方に多い心の特徴について考察したブログのアイキャッチ画像。森の中で深呼吸している女性。

こんにちは。
人生を癒やすヒーラー、ラナヒです。
ご訪問いただきましてありがとうございます。

連載「関節リウマチと潜在意識のつながり」、おかげさまで第4回目の記事となりました。

前回の記事では、私たちの意識や感情がどのような仕組みで肉体に影響を与えるのか、最新の科学の視点から解説しました。まだ読まれていない方は、ぜひこちらから先にご覧くださいね。↓

今回は、関節リウマチとなってしまう意識状態とはどのようなものか、まずは自己免疫疾患という観点から迫ってみたいと思います。どうぞ最後までゆったりとお楽しみください。

身体の防衛システムが敵に回る理由:「自己と非自己の混同」

関節リウマチは、本来ならばウイルスや細菌などの外敵から身を守ってくれるはずの免疫細胞が、誤って自分の体の組織を攻撃してしまうという自己免疫疾患ですよね。

自己免疫疾患と意識の関係について、カナダの医学博士ガボール・マテが次のように述べています。

自己免疫疾患では、からだの防衛システムが本体であるからだの敵にまわる。(中略)それは、自己と非自己を混同している無意識の心理状態をそのまま反映して、免疫系も混乱しているからである。

(出典: ガボール・マテ著『身体が「ノー」と言うとき 抑圧された感情の代価』 伊藤はるみ訳 日本教文社、2005年、p.253)

自己免疫疾患の人は、無意識(潜在意識)において「自己(自分)と非自己(他人)を混同している」というのですね。

一般的に、人は「ここまでは自分の領域だけど、ここから先は他人の領域だ」というように、自分と他人との間に明確な境界線を持っています。

しかし、自己免疫疾患の人はその境界がとても曖昧で、無意識のうちに自分と他人を同じように捉えてしまう傾向があります。潜在意識の奥深くでそう思っているため、自分自身ではなかなかそのことに気づくことができません。

このような「自己と非自己の境界線が曖昧で、感受性が豊かな人」のことを「エンパス」といいます。

共感力が高すぎる「エンパス」が感じている、日常の小さくて強い刺激

エンパスは「共感力が高すぎる人」として知られています。自己と非自己の区別が曖昧だからこそ、相手の気持ちに深く寄り添うことができるのです。

ここで言う「非自己」とは、人間関係だけにとどまりません。そのため、他の人にとってはなんでもないような日常の物事が、エンパスにとっては強い刺激に感じられてしまうことがあります。

たとえば、あなたにこのような心当たりはありませんか?

  • 衣類のチクチクした肌触りが苦手
  • 炭酸飲料や辛い食べ物など、刺激の強いものが苦手
  • カフェインやアルコールが効きすぎてしまう
  • 隣の人が「あっ」と声をあげただけで、心臓が飛び跳ねるほどびっくりする
  • 合成洗剤や柔軟剤の香りで気分が悪くなる
  • 部屋の照明や太陽の光を眩しすぎると感じる

また、多くのエンパスは人混みが苦手です。混雑した場所に長時間いると、周囲のエネルギーに圧倒されてぐったりと疲れてしまいます。そのため、大人数の集まりよりも、少人数や一対一の空間を好みます。中には、動物や植物の気持ちがなんとなくわかるという方もいます。

すべてに当てはまらないからといって、あなたがエンパスでないとは言い切れません。どの分野に対して強い共感力を持っているかは、人によってそれぞれだからです。

実は、私が関節リウマチの方に多い心の特徴に気づいた最初のきっかけは、これまでセッション等でお会いしてきたリウマチの方が、全員エンパスだったことでした。

自分の細胞と侵入してきた外敵の見分けがつかなくなっている「体の状態」と、自分と他人の境界線が曖昧になっている「心の状態」。この2つが非常に似ていることから、「症状と心の状態には何かつながりがあるのではないか」と推測し、先ほどのマテ氏の著書を読んだことで確信に至ったのです。

平和と調和を愛する美しい心――それ自体は何も悪くない

さらに、エンパスの主な気質を深く掘り下げてみましょう。

エンパスは、根底で「みんな繋がっている」という温かい感覚を持っています。そのため、みんなのものを大切にしようとしますし、環境破壊や地球を汚すような行為を好みません。

争いや暴力からは距離を置き、常に平和や調和を望んでいます。人の気持ちがなんとなくわかるので、とても思いやりが深いのも大きな特徴です。

また、美しいものや波動の高いものを本能的に好むため、神社仏閣、パワーストーン、豊かな自然や澄んだ水辺などに惹かれる人が多いようです。

このようなエンパスの気質は、本当に素晴らしいものだと思いませんか?
もしこの世界がエンパスだけになれば、戦争は起こらず、みんなで協力し合える平和な社会が実現するでしょう。

ですから、エンパスであること自体は何も問題はありません。むしろ、宇宙からの美しいギフトだと思います。

しかし、前回の記事でもお話ししたように、心の均衡が失われたとき――この素晴らしいエンパスの意識状態が「ネガティブ」に長期間傾いてしまったときに、自己免疫疾患という形として症状が現れてしまうと考えられるのです。

それでは次に、エンパスが日常で陥りやすい、具体的なネガティブ意識のパターンを見ていきましょう。

優しすぎるあなたが陥りやすい「ネガティブ意識のクセ」

人からどう思われるか、人目を気にしてしまうというお悩みは多いですが、エンパスはその傾向が人一倍強く現れます。

「嫌われたくない」「変だと思われたくない」と思うあまり、言いたいことが言えずに我慢したり、ありのままの自分を出せずに感情を力ずくで抑え込んでしまったりするのです。そのため、周囲からは「内気な人」「何を考えているかわからない人」と誤解されてしまうこともあります。

また、エンパスには完璧主義の方も多く見られます。「ミスをしたら非難されるのではないか」「バカにされたくない」という恐れから、なんでも完璧にこなそうと自分を追い込んでしまうのです。「ざっくりでいいよ」と言われた書類なのに、一文字のミスもないように過剰に時間をかけて作り込んでしまったりしていませんか?

さらに、他人の未解決の問題(悩みや機嫌の悪さ)をまるで自分のことのように背負って悩んだり、「こうしたほうが上手くいくのに、どうしてやらないの?」と相手をもどかしく思ってイライラを溜めてしまうこともあります。

社会や周囲の期待する価値観を、自分の望みだと錯覚してしまうことも少なくありません。本当はショートヘアが好きなのに、人から「ロングの方が似合うよ」と言われて無理に髪を伸ばしたり、「良い人」「良い妻/夫」「良い母/父」という世間のイメージに自分を合わせようとして、限界まで頑張りすぎてしまうのです。

そして、「なんでも自分が悪い」と責めてしまう傾向もあります。友人にLINEを送り、既読がついたのに返信がないと、「私、何か悪いこと書いたかな」「もしかして嫌われた?」と不安に駆られてしまう。相手はただ忙しくて「後で落ち着いてから返そう」と思っているだけかもしれないのに、無意識に自分を傷つけてしまうのです。

あなたにも、このような心の傾向がありますか?

自己免疫疾患になってしまう根底には、このように「自己と非自己を混同している無意識の状態」があると考えられます。

ですが、自己免疫疾患には、関節リウマチ以外にも全身性エリテマトーデスや橋本病など、さまざまな病気がありますよね。

数ある自己免疫疾患の中でも「なぜ、特に関節リウマチという症状になって現れてしまうのか」。そこには、さらに別の特有の心理的要因が深く関わっていると考えられます。次回は、その「決定的な要因」について、さらに詳しく考察していきたいと思います。


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