関節リウマチと自己犠牲の心理背景|なぜ自分を犠牲にするパターンに陥るのか?【連載⑦】

連載ブログ「関節リウマチを創る意識」第7回のアイキャッチ画像。悲しげな表情で俯く女性。

こんにちは。
人生を癒やすヒーラー、ラナヒです。
ご訪問いただきましてありがとうございます。

連載「関節リウマチと潜在意識のつながり」、おかげさまで第7回目の記事となりました。

前回の記事では、多くの関節リウマチの方に共通する決定的な心理要因である「自己犠牲」と、それによって人生がうまくいかなくなってしまう引き寄せの仕組みについてお話ししました。

まだ読まれていない方は、ぜひこちらから先にご覧くださいね。↓

今回は、一歩踏み込んで「関節リウマチの方の多くが、なぜこれほどまでに自分を犠牲にしてしまうのか」、その奥に隠された心理的背景について考察していきたいと思います。どうぞ最後までゆったりとお楽しみください。

背景① 自己犠牲を「美しい」とする社会的風潮の影響

関節リウマチの方がついつい自分を削ってしまう背景として、まず一つ目に考えられるのは「社会的風潮」による強い影響です。

私たちの社会には、自己犠牲を美徳や崇高な行為として美化する傾向が、古くから根強く存在しています。

  • 「集団の利益」が最優先されてきた歴史
    古くから社会や家族を守るためには、個人の欲求を抑えて全体に尽くすことが必要不可欠でした。その結果「みんなのために我慢できる人=素晴らしい人」という価値観が定着していきました。
  • 物語やメディアによる「美談」の影響
    映画やアニメ、歴史の教科書でも、誰かのために命や幸せを捧げるヒーローが主役として美しく描かれます。私たちは幼い頃から、こうした物語を通して「自己犠牲=崇高で感動的なもの」という刷り込みを無意識に受けています。
  • 文化的・宗教的な規範の継承
    多くの道徳観や宗教観において、欲を捨てることや他者への献身は最高位の徳とされてきました。これが時代を超えて、私たちの倫理観のベースに深く組み込まれています。
  • 道徳や教育による刷り込み
    学校や家庭でも「わがままを言わず、人に譲りましょう」と教えられてきました。利他主義や優しさが強調されるあまり、「自分を大切にする」という重要な視点が抜け落ちてしまったのです。

関節リウマチの方は、社会や他人の価値観を自分のものと混同しやすいエンパス気質に加えて、道徳心が非常に強い傾向にあります。

そのため、上記のような社会的風潮の影響を人一倍強く受け、「自分を犠牲にするのは正しいことなんだ」「自分もそうしなくては」と思い込んで、一生懸命頑張ってきたとしてもまったく不思議ではないのです。

自己犠牲を美徳としてしまう心理背景を象徴するジャンヌダルク風の美しい水彩画イラスト

背景② 心の奥に隠された「自尊心の低さ」と恐れのループ

自己犠牲を選んでしまうもう一つの深い背景には、「自尊心の低さ」が隠れていることがあります。

自分の存在や価値を、無意識のうちに「取るに足らないもの」と感じているからこそ、マゾ的とも言えるほどに自分を犠牲にして他人に尽くすことができてしまうのです。

「私の意見なんて大したことないから」と、伝えたい言葉をグッと飲み込んでしまう。あるいは「人に尽くすことくらいしか、自分には価値がないのかもしれない」と、無理をしてでも誰かのために動いてしまう……。

自尊心が低いあまりに、自分を犠牲にすることでしか自分の居場所や存在意義を見出せなくなってしまっているのかもしれません。

なぜ、そんなに自分を卑下してしまうのでしょうか。

失敗体験が重なるうちにそうなってしまうことももちろん考えられますが、エンパスの気質も影響していると思われます。エンパスは、周囲の調和をとても大切にします。和を乱さないようにと他人に合わせ、いつも一歩下がっているうちに、いつの間にか「自分を後回しにする姿勢」が当たり前になってしまうのです。

さらに、文化的な影響を受けていることも考えられます。日本には「謙遜」を美徳とする文化がありますが、あまりにも周囲への謙遜を重ねすぎた結果、本当に自己肯定感まで下がってしまうケースも少なくありません。

道徳心が強く文化的影響も受けやすいエンパスが、「謙遜するのは正しいことなんだ」「私も謙遜しなくちゃ」と思い、周囲に気を遣って自分を下げているうちに、本当に自尊心を失ってしまうことは十分にありえます。

こうして自尊心が低くなると、心から自信が失われていきます。自信を失った心は、「この世はいつ何が起こるかわからない」「周りの人にどう思われるかわからない」という、目に見えないあらゆる恐怖を感じやすくなります。

そして、その恐怖を埋めるために、「すべてを完璧にこなさなければ」と、さらに自分自身を追い込んでしまうという、苦しい悪循環が生まれてしまうのです。

あなたにも、思い当たる節はありませんか?


第4回目の記事でお話ししたとおり、エンパスであること自体は宇宙からの素晴らしいギフトであり、何も悪くありません。

しかし、その美しい心の均衡が崩れ、これまでお伝えしてきたような「怒りの抑圧」「自己犠牲」「自尊心の低さ」といったネガティブなエネルギーに長期間偏り続けてしまったとき、その心の限界の叫びが、「自分で自分を攻撃する」という肉体の症状として現れるのだと考えられるのです。

次回は、心の均衡を失わせる原因となる、その他のネガティブな思考や感情について、さらに深くお話ししたいと思います。


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