【連載⑥】「自分の靴を捨てる生き方」をしていませんか?関節リウマチを創り出すもう一つの心理要因【自己犠牲】

ブログ「関節リウマチを創る意識」の第6回のアイキャッチ画像。パステルカラーの背景に輝くガラスのハートのイラスト。ハートの一部が崩れて、自己犠牲のイメージを表している。

こんにちは。
人生を癒やすヒーラー、ラナヒこと遠藤朋子です。
ご訪問いただきましてありがとうございます。

連載「関節リウマチを創る意識」、おかげさまで第6回目の記事となりました。

前回の記事では、リウマチの根底にある「出せない怒り(自分への攻撃性)」や、幼少期の環境から生まれる「過度な我慢強さ」について解説しました。まだ読まれていない方は、ぜひこちらから先にご覧くださいね。↓

今回は、多くのリウマチの方が無意識にやってしまっている、「もう一つの決定的な心理的要因」について詳しく考察していきたいと思います。

「いつも誰かのために頑張りすぎて疲れてしまう」
「気づけば自分ばかりが我慢している気がする」

そんな優しいあなたにこそ、お届けしたい内容です。どうぞ最後までゆったりとお楽しみください。

自分を削る「犠牲」と、愛から溢れる「奉仕」の決定的な違い

これまでも度々ご紹介している、ドイツの心理学者デトレフゼンと医師ダールケの共著の中で、リウマチ患者について次のように述べられています。

患者は、完璧癖と几帳面の傾向がきわめて強く、マゾ的ともいえるほど自分を犠牲にして他人に尽くそうとする。

(出典T・デトレフゼン/R・ダールケ共著、シドラ房子訳『病気が教えてくれる、病気の治し方』 柏書房、2004年、p.244

「完璧主義」や「真面目さ」については過去の記事でお話ししました。今回着目したいのは、「マゾ的ともいえるほど自分を犠牲にして他人に尽くそうとする」という部分です。

辞書によると、犠牲とは「自分の利益を顧みず他人のために尽くすこと」。一見、とても素晴らしい美徳のように思えますよね。

しかし、リウマチを創り出す人の「犠牲」は、自分の心や体の限界を完全に無視してしまいます。

  • 自分の睡眠や休息を削る
  • 体の痛みや体調不良を我慢する
  • 嫌なことでも断らずに引き受ける

など、普通なら「もう無理!」とストップをかける限界線をとうに超え、あえて自分を追い込むように耐え忍んでしまうのです。

ここで、犠牲とよく似た言葉に「奉仕」があります。
行動は同じに見えますが、実は原動力となるエネルギーが真逆です。

  • 「奉仕」の原動力は【愛】
    自分の心が満たされた状態で、「与えたい」という純粋な喜びから行動します。だから負担がなく、心地よく長く続けられます。
  • 「犠牲」の原動力は【義務感や罪悪感】
    「〜しなければならない」「期待に応えなきゃ」という無理が原動力です。自分の欲求や幸せを後回しにして、心と体を削りながら行うため、いつか必ず限界が来ます。

簡単に言えば、自分を削って差し出すのが「犠牲」、自分から溢れ出た愛を分かち合うのが「奉仕」です。

いくら人のためとはいえ、自分を削り続けるのは、自分で自分をいじめているのと同じこと。
「自分で自分を攻撃してしまう」という関節リウマチの肉体症状は、まさにこの「自分を犠牲にする意識」がそのまま形になったものだと考えられるのです。

純粋な喜びから愛を与えるイメージの赤いハート

「自分の靴を捨てる」――私がやっていた自己犠牲のお手本のような生き方

病気になる前の私も、まさにそうでした。
今でもよく覚えている象徴的なエピソードがあります。

自宅の靴箱が満杯になり、どうしても収納場所に困ったときのことです。私は家族の靴のスペースを確保するために、履く頻度が少ない「自分の靴」をすべて処分したのです。

便利グッズを使って限界まで工夫したけれど、それでも足りない。だったら、私のものを減らせばいい。自分の靴は必要最低限だけ残し、いつも同じ靴を履くようになりました。

収納のことなどお構いなしに靴を増やす夫に、心の中ではイライラしていました。でも、ケンカはしたくないから文句は言いません。「いつも家族のために働いてくれているんだから、夫の持ち物を片付けるのも私の仕事」「いい妻、いい母なら、綺麗に片付けられて当たり前」だと思い込んでいました。

  • 自分の持ち物を犠牲にして、他人のスペースを作る
  • イライラを抑圧して、文句も言わずに我慢する
  • 他人の所有物の責任(片付け)まで自分が背負う
  • 自分を「良い妻・良い母」の型に押し込む

当時の私は、まさに関節リウマチを創り出す「お手本」のような生き方をしていました。

あなたも、自分を犠牲にして誰かに尽くしすぎてはいませんか?
実は「自己犠牲」は、関節リウマチを創る決定的な要因であるだけでなく、「あなたの人生がなぜかうまくいかない原因」の一つでもあるのです。

自分の物を犠牲にして捨ててしまった靴のイメージ

「犠牲」の周波数が、さらに身を削る現実を連れてくる

第3回の記事でお話しした通り、私たちの意識は「フォトン(光子)」という素粒子でできています。思考や感情は、独自の「周波数」として、電波のように常にあなたの周囲へと発信されているのです。

ラジオのチューナーを合わせると特定の番組が流れるのと同じで、人間も「自分が放っている周波数と同じ現実」をキャッチして体験しています。

  • 「楽しい」気持ち(楽しさチャンネル) ➔ 楽しい出来事を受信
  • 「イライラ」する気持ち(イライラチャンネル) ➔ イライラする出来事を受信

これはいわゆる「引き寄せの法則」や「鏡の法則」の仕組みです。

リウマチを創り出す人は、とても優しくて素晴らしい「いい人」です。
しかし、行動の根底にあるのが「犠牲(〜しなきゃ、私が我慢すればいい)」であるとき、外に向けて発信されているのは【犠牲のエネルギー】になってしまいます。

その結果、引き寄せる(受信する)現実は、さらに身を削らされたり、理不尽に損をさせられたりすることばかりになってしまうのです。

人目を気にし、なんでも自分が悪いと思い込み、イライラや怒りを内側に溜め込んで、犠牲の電波を放ち続ける……。これでは、人生がうまくいくはずがありませんよね。

犠牲の電波を放ち続けて悩んでいる女性のイメージ

今回は、関節リウマチを創り出す決定的な心理要因として「自己犠牲」について解説しました。

しかし、ここで一つの疑問が湧いてきませんか?
「そもそも、なぜ私たちは、自分を犠牲にしてまで他人に尽くしてしまうのか?」

次回は、この「自己犠牲」を生み出している、あなたの心の奥底にある正体について、さらに深く考察していきたいと思います。どうぞお楽しみに。


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