共感力が高すぎて疲れやすい「エンパス」とは③ ~対処法~

前回は、エンパス特有の生きづらさについて書きました。

何らかの生きづらさを抱えていることが多いエンパスですが、エンパスでいることは決して悪いことばかりではありません。ネガティブなエネルギーばかりでなく、ポジティブなエネルギーにも同調したり吸収したりできるからです。

今回は、エンパスが自分を守りながらいきいきと生きるための対処法についてシェアします。

簡単にできる対処法

基本は、日頃からできるだけ良いエネルギーの中に身を置き、ネガティブなエネルギーは遠ざけることです。

具体例をいくつか挙げてみます。

エネルギーの良いものを周りに置く

まずは「物」ですね。良いエネルギーのもの、波動の高いものを部屋に置いたり、身に着けたりすると良いエネルギーを吸収して元気になれます。

おすすめは、

  • 観葉植物や花
  • 女神や天使の像やイラスト
  • きれいな絵や写真
  • パワーストーン

などです。ユニコーンやペガサス、龍もいいですね! ご自分の感覚を信じて、良い感じのするものを置いたり身に着けたりしてください。

部屋はきちんと片付けて、きれいに掃除しておくといいです。雑然と散らかった部屋、汚れている部屋はエンパスを疲れさせます。

ポジティブな人と一緒にいる

「人」もそうです。一緒にいて元気になれる人と、一緒にいるとなぜか疲れてぐったりしてしまう人がいませんか?

エンパスは、元気な人、ポジティブな人、波動の高い人と一緒にいると良いエネルギーを吸収して元気になれます。

逆に、ネガティブな人、攻撃的な人、体の不調やストレスを抱えている人などと一緒にいると、ぐったり疲れてしまいます。

自然の中に入る

自然の中には良い気が溢れています。森や山など自然の豊かなところに行くと、心が落ち着き元気が出ます。

エンパスは水とも相性がいいので、きれいな川や滝、湖、海もいいですね。

サクラメントリバーのヘッドウォーター(シャスタ) 

近くに行ってその場の波動に触れるだけでもいいですが、できれば手を水に浸したり、裸足になって足をつけたりするとさらにいいです。温泉に入るのもいいですね。

都会に住んでいてなかなか自然の中に行けないという方は、緑の豊かな公園でもいいです。

神社も波動が高いのでお勧めです。

ネガティブなニュースは見ない

家にいるときは、テレビがつけっぱなしになっているというご家庭も多いですよね。特に見たい番組があるわけではないけれど、音がないと寂しくてついつけているという人も多いようです。

でも、ニュースやワイドショーで取り上げられているのは、ほとんどがネガティブなものばかり。事件、事故、誰が殺された、何が盗まれた、どこでどんな問題が起きた…そんなニュースばかり見ていたら、暗い気持ちになりませんか? エンパスは、ネガティブなニュースのエネルギーも吸収してしまいます。

自分にとって本当に必要なニュースは、意外と少ないものです。不要なニュースは見なくていいのです。音がないと寂しいのであれば、クラシックやヒーリング系の音楽をかけておいた方が、エンパスにとっては心が落ち着き、良いエネルギーも吸収できます。

そんなCD持ってないよ~という方は、Youtubeで「癒し BGM」などで検索すると、沢山出てきますよ。

一人になれる時間を作る

エンパスには一人になる時間が必要です。常に他者と一緒にいると他者のエネルギーの影響を受けてしまうので、一人になって本来の自分のエネルギーを取り戻す必要があるのです。

ある程度の時間一人きりになって、外部からの刺激をできるかぎりシャットダウンしてみましょう。部屋のカーテンを閉める、電気を消す、テレビも音楽も消してスマホはならないようにする。タオルケットや毛布などを頭からすっぽりかぶってみるのも案外落ち着きます。そうして、自分のエネルギーをしっかり感じてみましょう。

家族やパートナーと一緒に暮らしている人は、あなたにはそういう時間が必要であることを話して理解しておいてもらうといいと思います。拒絶されているわけではないとわかれば、彼らも安心してあなたをそっとしておいてくれるでしょう。

共感力をコントロールする

エンパスが疲れ果ててしまう原因は、自分でも気付かないうちにずば抜けた共感力を発揮してしまうところにあります。自分で共感力をコントロールできるようになれば、繋がる必要のないエネルギーはシャットダウンできますね。

そのための方法をいくつかシェアします。

境界線を作る

エンパスは自分と他者とのエネルギーの区別があいまいです。自分の感情なのか他人の感情なのかわからなくなることもありますし、他人の不調を自分のことのように感じたりします。

ですから、自分と他者のエネルギーをしっかりと区別するために、明確な境界線を作るといいです。それが、自分を守るための鎧となります。

モカ
モカ

 「境界線」ってどうやって作ればいいの? 

ラナヒ
ラナヒ

 作り方はいろいろあると思うけれど、まずはこれかな 

前々回の記事で、思考や感情もエネルギーであると述べました。ですから、考え方を変えることによって繋がりにくいエネルギーにすることができます。

エンパスは心優しく、人を助けたい、人の役に立ちたいと思っている人が多いです。頼まれると断れなかったり、できるだけ人に合わせようとして自分をすり減らしてしまいがちです。

ですから、人に何か頼まれたときや、人と一緒に行動するときなど、ここまではOKだけれど、それ以上は断るというような基準を決めておくといいです。人に合わせて自分を決めるのではなく、先に自分を決めるのです。これは、自分主体で生きるということです。

それが、あなたの境界線になります。

未解決の問題を解決する

自分の中に未解決の問題が残っていると、その方面のエネルギーと繋がりやすくなります。

例えば、子供の頃に親から虐待を受けた人は、テレビで子供が親からの虐待で亡くなったなどというニュースを見ると、自分のことのように怒りや悲しみを感じて、過剰なまでにネガティブになったりします。

現在の地球にはネガティブな思考や感情が溢れています。あなたの中にもありませんか? 怒りや悲しみ、不安、恐れ、不満、罪悪感、恥ずかしさ、「自分は~できない」という制限や「自分には価値がない」などという自己否定…。そのようなネガティブな思考や感情を持っていると、それと同じ方面のエネルギーと繋がりやすくなります。結果、ネガティブなエネルギーを吸収して疲労や不調を招くのです。

前世からの課題を今世に持ち越してきている方も多いです。
人間は何度も生まれ変わります。前の人生で作ってしまった課題や思い込みを、その後の人生でもずっと持ち続けていたりします。しかも、何百年、何千年という単位で。

例えば、「水が苦手」という人は結構多いです。水が飲めない、プールや海が怖くて入れない、などですね。原因が特に思い当たらない場合は、前世で水に関する凄惨な体験をしている場合が多いのです。洪水や水攻めで命を落としたとか、生贄として水に沈められたとか。

今世の子供時代にせよ、前世にせよ、未解決の問題を抱えている場合は、どんどん解決して手放すといいでしょう。そうすれば、同じようなエネルギーに接しても過剰なまでの反応を起こすことはなくなります。

手放し方がわからないという方は、ラナヒサロンでもお手伝いできます。前世療法インナーチャイルドを癒す年齢退行療法で過去へ戻り、子供時代や前世の体験を癒すことができます。

過去ではなく、現在の問題でお悩みの場合はヒーリングもお勧めです。

瞑想する

内向的で考えることの多いエンパスは、自分の思考で疲れてしまうことがあります。そのような場合は、瞑想で思考を手放すのがお勧めです。

また、瞑想中にイメージすることで落ち着いたり、エネルギー的なシールドを張ることもできます。

モカ
モカ

 瞑想って、ムズカシイんじゃないの? 

ラナヒ
ラナヒ

 瞑想に慣れていない人は、誘導瞑想から始めるといいわよ 

瞑想に慣れていない方は、誘導瞑想がお勧めです。言われたとおりにイメージしていくだけでいいので、比較的簡単に瞑想することができます。

最近は瞑想の本もたくさん出ていて、誘導瞑想のCDがついたものも売られていますので、そのようなものを利用してみるのもいいと思います。

ラナヒサロンでも、月に1回程度エンパスのための瞑想会を開催しています。私がその時の参加者さんに合わせて誘導しますので、初めての方も安心してくださいね。一人ではなかなか瞑想しづらくても、複数人になるとグループのエネルギーが働くので瞑想しやすくなりますよ。

大人数が苦手なエンパスさんでも参加しやすい少人数制で、トークタイムもあります。
「こんなことで悩んでいるのは自分だけだろう」なんて思っていませんでしたか? エンパス同士なら「あるある」です。仲間に出会えて安心できるかもしれません。

あなたのご参加もお待ちしています♪ ご自分がエンパスかどうかわからなくても大丈夫! エンパス診断してみましょう。

瞑想会についての詳細は、以下のリンクをご覧ください。


今回は、エンパスの対処法についていくつかシェアしました。

日本ではエンパスの割合は5人に1人だそうですが、実はエンパスの数はどんどん増えています
それはなぜか? 次回は、エンパスの可能性についてシェアしますね!


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